日経 サイエンス 2013年 09月号 [雑誌]

日経 サイエンス 2013年 09月号 [雑誌] の詳細

Natureダイジェストより再生医学の面からips cellとクローンES cellを比較する。ストイコビッチらの比較研究の結果を待とう。ミトコンドリアのタンパク質翻訳と寿命に関連性。細胞核とミトコンドリアとのコミュニケーションバランスが細胞の恒常性維持にどれだけ重要か。Anti-agingが期待されるレスベラトロール、ラパマイシンの夢の新薬としての可能性は？特集こういった超越感覚などの科学的研究は、症例数が少ない中、地道に進めていかないとサイババ研究（ほとんど科学的に証明できなかったようだが）の二の舞になると思っている。しかし今回のサイエンスの特集は、比較的最近の研究結果に基づいており、信頼に耐えうる事実と、その事実の基となった真実が少しずつ明らかになってきているようだ。一例、自閉症や統合失調症の人は、他者の感情を読みとるのに苦労するそうだ。そうゆう患者さんも24時間、全員が感情を読みとるのに苦労しているわけがないと思うけれど（疾患の程度にもよりますが）。通常の安定状態で得られた超越感覚（たとえば心の底におりていって、幻聴でなく相手の心の声を聴く。そしてこちらから語りかける。言葉は発していないが気持ちは伝わると思う）で私とコミュニケートしたことがある人も複数いるので、彼らが性善説にたって情報を受け止めかつ発信してくれれば、聴覚とはちょっと違った感覚が、アリストテレスの5感覚以外にも存在することが明らかになると思う。私は時間感覚（正確な体内時計）も経験しており、2,3日に1回ぐらいは14:44にふとパソコンのデジタル時計に目が向く。これも他の超越感覚と関係しているのだろうか。感覚神経のネットワークは複雑に絡み合っており、だからこそ解明されていないことも多いのだと思う。